テントがしっかり張れれば、快適なキャンプ生活を約束!

さぁ、憧れのファミリーキャンプを始めましょう!キャンプといえば、テント!テントは、キャンプの家です。家がしっかりしていれば、いろいろなことが起こっても、安心していられます。

アウトドアでは、天候の急変はじめいろんなことが起こりうると想定しておくことが大切です。どんな場合でも、テントが頑丈でしっかり立っていれば、何とかなります。

そんな安心のテントの張り方の基本をご説明します。

テントを設置するのにベストな場所を選ぶ4つのチェックポイント!

しっかりして、快適なテント生活を送るためには、テントを張る場所をしっかり選ぶことが大切です。

Point1 地面に凸凹がなく、水平な場所を探そう!

家では、クッションの効いた寝心地のいいベッドで眠っているのに、硬い地面の上で眠るわけですから、寝心地がいいはずがありません。地面が凸凹していたり、切り株や大きな石、極端な傾斜がないかチェックして、水平で滑らかな場所にテントを立てましょう。

Point2 水はけがよい場所が◎

テントを張る場所を探すとき、水はけが悪くじめじめしているような場所は避けましょう。グランドシートを張ったとしても、湿気はグランドシートを通して上がってきます。寝ている間に、じっとり湿って、寒さに震えなければなりません。

また、天候の急変によって急に雨が降り出すこともあります。テントの中に雨が入り込むことほど最悪なことはありません。

乾燥している場所を探すことが大切ですが、ハイシーズンで、心配な場所しか空いていなかった場合は、テントの周辺に溝を掘ったりして、テント内に雨水が流れ込まないように、事前に準備しておくといいでしょう。

Point3 木陰なら、直射日光や強風から守ってくれます!

ファミリーキャンプに出かけるのは、夏休みが多いと思います。夏の日差しは容赦なく、照り付けます。夜、日が陰ってからでも、日中に日差しに照らされ続けたテントの中は、蒸し風呂のようになっています。

そんなことを避けるためにも、できるだけ木陰にテントを張りましょう。木陰なら、強風が吹いてきても、大雨が降ってきても、ずいぶん違います。夜露も防げます。

木陰に張ったテントなら、荷物も安心しておいておけますよ。

Point4 お隣近所(!?)とも、お互い快適に!

夏のハイシーズンなら、キャンプ場も混雑を極めていて、けっこう密集してテントを張らざるを得ない状況になることが多いです。お互い、キャンプを楽しみに来ているのに、ちょっとしたことでいざこざになったりしたら、最悪ですよね?

そうならないためには、テント内部がお互いに丸見えにならないようにテントの張り方に気をつけましょう。ちょっとした心配りで、お互い快適にキャンプを楽しむことができます。
テントの配置を考えるだけで、ずいぶん違います。

テントを強固に設営するために、気をつけるべきポイント

テントが少々のことで倒れたり、飛んで行ったりしないように、強固に立てるためのポイントをまとめました。

Point1 グランドシートはきっちり敷こう!

グランドシートは、テントの下に敷くシートです。ただ敷けばいいというものではありません。敷き方によって、テントの快適さが違ってきます。

特に重要なのは、テントのレインフライよりも広くしかないことが大切です。レインフライより広く敷いてしまうと、雨が降った際に、レインフライから滴った雨がグランドシート上に溜まり、テント内が水浸しになってしまいます。

グランドシートは、専用のものが無くても、ブルーシートでもOKですが、丁寧に敷きましょう。また、グランドシートを敷くことによって、テントの底面を保護します。

Point2 ペグ打ちを侮るなかれ!

テントを固定するのがペグです。完璧にペグを打ったつもりでも、強風が吹くと、あっという間にペグが抜けて、テントが飛ばされます。

そうならないためには、ペグは正確に打ちましょう。ペグは地面に対して直角に打つのではなく、張っているロープの角度に直角に打つことが基本です。

「これぐらいで大丈夫」と手を抜かないで、テントについている張り綱、ペグはすべて使用しましょう。できたら、どんな地面にでも打てる強固なスペアペグを持っていると安心です。

Point3 天候を考えて、テントを張ろう!

ペグの項でも書きましたが、テントの敵は、風です。強風が吹きこむと、あっけなくテントは飛ばされます。テントの張る方向が大切です。テントの入り口から風が吹き込むような張り方はNGです。

また、強風が吹いているときのテントの張り方ですが、風上からペグを打ち、インナーを広げる前に風上の2か所をペグダウンします。そこから広げていけば、風が強くてもテントはきれいに張れます。

まとめ

テントが上手に張れるようになれば、一人前のキャンパー気分!いろいろな経験や失敗を重ねれば、だれもが認めるテント張り名人になれます!

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