コールマン「エクストリームアイスクーラー 15L」はサブ用のクーラーBOXとしておススメ

コールマン エクストリームアイスクーラー

お肉に野菜、デザート、ジュースやビールなど、キャンプに冷やして持って行きたい食材はたくさんありますが、全部を1つのクーラBOXに入れようとすると、サイズが大きくなってしまいます。

サイズが大きいと重くなって持ち運びが大変だし、収納にも場所を取ってしまうので、

  • メインとなる大きなクーラーBOX
  • 軽くてコンパクトに収まるサブ用のクーラーBOX

の2個使いをしてみませんか?

この記事では、サブ用のクーラーBOXとしておススメしたい、コールマンの「エクストリームアイスクーラー」について詳しく説明します。

エクストリームアイスクーラーの特徴

コールマン エクストリームアイスクーラー

エクストリームアイスクーラーは、鮮やかなブルーに輝くスタイリッシュなデザインの、ソフト系クーラーBOXです。

本体の側面内部には厚さ11mmの柔らかい断熱材が入っていますが、底は薄い布地だけ。底には、別途、厚さ15mmのシートを敷いて冷気を保ちます。

クーラーBOXの形に合わせた箱状の銀色の断熱シートも付いていて、本体内部にマジックテープで取り付けます。外して洗うこともでるので衛生的です。

クーラーBOX前面には、箸やスプーンなどのカトラリーケースを入れるのにちょうどよいサイズのポケットがあります。側面のメッシュポケットには、塩コショウなどの調味料、小さいタオルやウエットティッシュなどが収まります。

持ち運び手段としては、取っ手、肩当ての付いたストラップ(取り外し可能)、背面にカートに固定できるスリーブがあり、取っ手を持つ、肩から掛ける、カートに乗せる、と、その場に応じた方法で運搬できます。

最大の特徴は、小窓や保冷剤入れを備えた機能的なふた。これについては、後で詳しく説明します。

朝に入れた食材やドリンクを夜まで冷やす保冷力

ロゴスの「氷点下パック」のソフトタイプと一緒に、実際に使ってみると、

  • 朝、冷蔵庫から取り出した食材や缶ビールをつめ込んでキャンプに出発。
  • お昼の時点では保冷剤はほとんど溶けてなく、中身の冷たさもキープされていました。
  • 夜になると、さすがに保冷剤の表面は溶けていますが、中央部はまだ凍っていました。中身の缶ビールはお昼より温度が上がった感じですが、冷えた爽快感は残っていました。

ハードクーラーに比べ頼りなく感じるソフトクーラーですが、厚さ10mm以上の断熱材が温度上昇を抑え、朝から夜まで冷気を長持ちできる性能を備えているようです。

小窓や保冷剤入れの付いた機能的なふた

エクストリームアイスクーラーの最大の特徴は、ふたが持っている2つの機能。

小物を取り出すのにちょうどよいサイズの小窓

コールマン エクストリームアイスクーラー

ふたには、ペットボトルや缶ジュースなどを取り出すのにちょうどいい大きさの小窓があります。

ふた全体を開けずに中身を取り出せるので、冷気を外に逃がしにくく保冷力が長持ちします。

天井に保冷剤入れがある

コールマンエクストリームアイスクーラー

ふたの裏側には、600g前後の保冷剤が入るサイズのネットが付いています。冷気は上から下に降りる性質を利用して、常に天井から合理的に冷やしてくれます。

ネット自体はあまり伸び縮みしないので、保冷剤は、厚みのあるハードタイプよりも、ソフトタイプのほうが無理なく収まります。

使わない時は折り畳むとコンパクト

横からつぶすようにして折り畳み、上下をマジックテープで固定すると、厚さ12センチ。使わないときは、押し入れや物置のちょっとした隙間にコンパクトに収納でき、邪魔になりません。

サブ用クーラーBOXとして使いやすいサイズは15L

15L、25L、35Lの3サイズ展開されている中で、サブ用に使いやすいのは15L。横30 x 縦25 x 高さ25cmと、片手で持ち運ぶのにちょうどいいサイズです。

公式サイトによると、15Lには500mlペットボトル13本分入り、重さ7kg程度になります。
これに対し、25Lは22本分で11kg、35Lは最大で20kgを超えてしまいます。大きな米袋を超える重量、運ぶのもひと苦労です。

中に物を入れた状態の重さの面から15Lをおススメしたいです。

実際にキャンプで飲み物用として使う場合は、350ml缶を8~10本縦置き。その上に寝かせるように500mlペットボトルを3本ほど入れてます。こうすると高さがぴったり収まり、総重量は約5kg。
液体の調味料も立てて入る余裕も残っています。

メインとサブ クーラーBOXをどう使い分ける?

開け閉めの回数が増えると中の冷気が逃げて、温度が上がってしまいます。そこで、

  • メインに大きいハード系のクーラーBOX
  • サブとして小さいクーラーBOX

を用意して、開け閉めを減らすように、食材や利用シーンで分けて入れると、冷たさが長持ちします。

食材によって使い分ける

取り出すタイミングが似た食材で分けると、ふたの開け閉め回数が減り、冷気を逃がしにくいです。

  • メイン:肉や野菜など料理するときに取り出す食材用
  • サブ:カットフルーツやゼリー、アイスなど最後に取り出して食べるデザートやおやつ用

用途によって使い分ける

頻繁に取り出す飲み物は、料理する時しか取り出さない食材と分けておくと、食材を冷たく保てます。
ハード系クーラーBOXは重いので、重い飲料は軽いソフトクーラーBOXに入れると重量を分散できるメリットもあります。

  • メイン:肉や野菜など料理するときに取り出す食材用
  • サブ:頻繁に取り出すドリンク用

サブクーラーBOXは運動会や日常の買い物でもお役立ち!!

クーラーBOXは、レジャーやお買い物でも役に立ってくれます。コンパクトに収納できるソフトクーラーボックスは、キャンプ以外のシーンにも待機させておきたいアイテムです。

  • お子様の運動会や海水浴など日帰りレジャー用
  • 日常の買い物でお魚やお肉を冷やして運ぶ
  • 旅先から生魚などをお土産に買って帰る

マジックテープの高さが合ってない!?

最後に、イマイチ! なので改善してほしいと思っている点を紹介しておきます。

底にシート敷き、その上から銀色の断熱シートをセットすると、断熱シートのマジックテープがクーラーBOXのマジックテープより1.5~2cm高くなるのです。
このため、内部で断熱シートがだぶついた状態でマジックテープで固定されてしまい、すっきりしません。

保冷性能に関係なさそうなので、気にしないことにしていますが…

スペック表

保冷力 1日
使用時サイズ 30×25×25 cm
収納時サイズ 30×25×12 cm
容量 15ℓ
質量 890g
サイズ展開 35 ℓ 、25 ℓ、 15 ℓ

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